傷の治癒に効きめのあるどんな物質がはち蜜の中に含まれているのでしょうか。その答えには,花から花蜜を集める働きバチが関係しています。ミツバチのだ液にはグルコースオキシダーゼが含まれています。これは花蜜に含まれている蔗糖を分解する重要な酵素です。蔗糖が分解する際に過酸化水素という副産物ができますが,過酸化水素は昔から傷の洗浄や消毒に使われてきました。普通,傷口に過酸化水素を塗った場合,その効果は長く続きませんが,はち蜜の効果は異なります。「傷口にはち蜜を塗ると体液で幾らか薄まり,はち蜜の酸性度が低下する」と,グローブ・アンド・メール紙は述べています。この酸性度の低い環境で酵素が活動を開始します。はち蜜の中の糖は,ゆっくりと,また絶え間なく分解されます。この過程で,傷口の細菌を殺す十分な量の過酸化水素がゆっくり放出されますが,周囲の健康な組織に害はありません。
どのようなものでも,正しく用いられて初めて良いものと言えます。例えば,はち蜜は「良い」もので
すが,「あまり多くのはち蜜を食べるのはよくない」のです。
傷の治癒に効きめのあるどんな物質がはち蜜の中に含まれているのでしょうか。その答えには,花から花蜜を集める働きバチが関係しています。ミツバチのだ液にはグルコースオキシダーゼが含まれています。これは花蜜に含まれている蔗糖を分解する重要な酵素です。蔗糖が分解する際に過酸化水素という副産物ができますが,過酸化水素は昔から傷の洗浄や消毒に使われてきました。
英国諸島のロンドン市チェルシーのロバート・ブロムフィールド博士は『はち蜜は切り傷やすり傷も含
め,他のいかなる外傷にもすぐつけることができる。私はすべての医師に,非常に安価で重宝な,消毒および治療薬としてはち蜜を推奨できる。』と述べています。