鳥には,第三のまぶたと言える,まばたきする膜があり,それは色やもよう,また感触の点で,おどろ
くほど変化に富んでいます。
たとえば、敏速なハヤブサは,時速300キロという猛烈な急降下の打撃に耐え得る事が出来る,よく透き通った第三のまぶたを持っています。
また、冠頂のあるカワアイサは,水中で魚を追跡するのに便利な,ガラスのような膜をつけています。
大部分の鳥は眠るときだけしか上下のまぶたを閉じません。まばたきは,半透明の1枚の膜(第3のまぶた)を動かすことによって行なうので,眼下の獲物を見失うことはありません。
まばたきとは,まぶたを閉じたり開いたりする事です。
このまばたきにはどんな有益な働きがあるのでしょうか。
まず,目が傷つかないように保護します。また目の表面をぬぐってよごれを取ります。
その他には目にはいってくる光の量の調節を助けます。さらに,目の前部をぬれた状態に保ちます。
ではわたしたちは何回ぐらいまばたきをするのでしょうか。たいていの人は平均して1分間に約25回ま
ばたきをするとの事です。
泣き始めると,本能的にまばたきが速くなることがあります。余分の涙を排出するため,そのポンプを
一層速く動かしているのです。
しかし,涙が本格的にどっと出るようになると,ポンプには負担がかかり過ぎ,鼻腔内の涙嚢はあふれ,涙が鼻汁となって出ます。こうなると,残りの涙はまぶたからあふれ出て,ほほを伝って落ちるのです。
また、まばたきをする時にまぶたを制御する筋肉は,ごみや細菌を流し去るための液体で毎日2万回以上も目を洗浄するとの事です。
まばたきの働きを知ると本当に驚かされます。